(スポンサードリンク)
債務整理は支払不能チェックから
1つでも、当てはまれば支払不能の 恐れがあります。○借金総額が月々の手取りの総額20倍以上になる
○3年程度で返済を終了させるのは不可能
○返済していくには新たに高利な借金をしなければならない
○全財産を売却して返済に充当しても、また貸主との交渉で返済方法を緩和してもらったとしても返済できない
その時の私の月収は30万で、たしか、手取りが24万ぐらいだっと思います。家賃や生活費を引くと、7万ぐらいしか残らず、借金の返済額が9万円だったので、毎月2万の持ち越しを、わずかな貯蓄を取り崩し、借金の穴埋めに充てていました。しかし、貯金も底をつき、途方に暮れているとき、債務整理の相談サイトをネット見つけました。
匿名で、しかも無料ということだったので、わらをもつかむ思いで相談してみました。
相談した内容
約200万円の債務があります。借入業者は4社。手取りが25万ぐらいですが手元に残るお金は7万円で、月々の支払いが9万円です。支払不能になっているのでしょうか?アドバイスをお願いします。
帰ってきたアドバイス
毎月25万円の手取りがあれば少しずつでも返済は可能です。支払不能ではありません。個人債務者民事再生、特定調停、任意整理をして、何年かかけて返済する方法をとるのが最適です。
とうとう、支払を滞納してしまった時、督促状が届きました。ちょっと怖い内容だったので、あわてて、相談メールを送信したところ、敏速な対応で債務処理をしていただきました。
現在、ブラックリストにも載らず、月々の返済を月3万円に抑え、無理せず返済しています。
(スポンサードリンク)
≪参考資料≫
借金トラブルを解決する第一歩は、現在の借金総額を知ること
私の事務所には、5社を超える業者から借入をしている多重債務者と呼ばれる人が相談に来ます。
多重債務者と呼ばれる人々は支払不能状態なのに、「今月はなんとか乗り切れる」「まだ、大丈夫」「どうにかなるだろう」と思っているふしがあります。複数の業者から借金を続けていると、毎月のやり繰りはできてしまうので、肝心の惜入総額への意識は失われています。
しかし、やり繰りはどこかで行き詰まり、いつかはきっと破綻してしまいます。
借金トラブルを解決するには、まず債務者(借金を抱えている人)自身が、自分の借金の総額を知ることが大切です。
借金の総額を知らなければ、自分の収入で返済しきれるかどうかも判断できません。ひいては、これから紹介していく借金整理を行うべきかどうかもわかりません。
借金トラブルを解決する第一歩は、現在の借金総額を知ること。そう心得て、まず借金総額がいくらなのかを把握することに努めてください。
滞納家賃も滞納した光熱費も「借金」
しかし、総額を知ろうにも、どれとどれが借金なのかがわからなければ、把握のしようがありません。それに「何が借金なのか」ということをきちんとつかんでおかないと、手続の後半になって「隠れた借金が出てきた」ということにもなりかねません。
多くの人は、借金というと、銀行ローン、サラ金、カードキャフンングを思い浮かべます。
けれど、借金はそれだけではありません。
たとえば、リボ払いで購入した高額商品。ローンを組んで自動車や家電製品を購入し、いまだ完済(完全に返済すること)していない場合、残りのローンは借金です。たとえ商品自体が手元にあっても、所有権はローン会社にあります。商品を売却してしまうと、刑法上は他人の物を処分したと判断され横領罪になってしまいます。
また、誰かの保証人になっている場合(たとえば夫が抱える住宅ローンを借り、妻が連帯保証人になっている場合)も、その保証額が保証人の借金とされます。
なお、家賃、電話料金や光熱費を滞納している場合も、法律上は「借金」となります。家賃滞納のまま転居した際の未払家賃も当然、借金に含まれます。
このように正確に自分の借金を数え上げていくと、予想以上の金額に膨らむ可能性があります。
借金の総額次第で、どのような借金整理の方法をとるかが変わってきますから、まずは「自分が本当はいくら借金しているのか」を正確に知ることが必要です。